1か月間に及ぶショパンコンクールが終わり、私の大好きなピアニスト反田恭平さんが見事2位受賞!
そして小林愛実さんも4位入賞…という素晴らしい結果を残してくれました。
ファイナルの協奏曲は、同じ曲を演奏しているの!?というくらい、それぞれ個性あふれる演奏で、さらにすごいのがそれに合わせるオケ、指揮者。もう、出だしのテンポから何から違いました。
同じ譜面をなぞっているのに全く違う音楽のように聞こえる、その演奏に合わせる、ものすごいテクニックです。それをまとめる指揮者が素晴らしいのはいわずもがな。
ピアニストの音楽観に合わせて一緒に作り上げていく…一緒にいいものを届けよう!という気持ちが伝わってきて楽しかった~!ピアニストがアップになった時、背後にヴァイオリンの方々が笑顔なのが見えたりすると私までほんわかした気持ちになります。
コンクールは終わってしまったけど、まだまだアーカイブで聴けますのでまだしばらくはショパン漬けかな…
コンクール後に、色んなところでのインタビュー記事があがっておりますね。
小林さんが『頑張るのは大切』としつつ『息抜きしながら、普通の人生を歩みながら音楽をやった方がいい』と語っていましたね。
優勝したブルース・リウさんは8歳にピアノを始め、小さい頃は1日10分程度の練習時間だった、と述べています。サッカーや囲碁や将棋や様々な趣味があった、とも。
ピアノ一辺倒ではなく、色々なことに挑戦し、刺激を受け、イマジネーションを膨らませていくことが大事なのですね。
ところでファイナルでの小林愛実さんの演奏、すごく好きでした。
特にこの部分。
うっとり………
反田さんと並んで2位受賞のガジェヴのソナタは名演奏だったと評判です。
ご自分の世界観をしっかり持っているガジェヴさん、生で聴いてみたいな~
ファイナルに進んだコンテスタントのみなさん、仲良し写真がインスタなどにたくさんあがっていて、ほほえましいですね。ともに長いコンクールを乗り越えた戦友であり、音楽仲間。
尊敬しあえる関係、素敵!!
2021.10.25
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