ピアノの練習を続けるために、ご家族の協力、必要です!

木の葉も落ち、すっかり寒くなってきましたね。

あゆみピアノ教室でも、ちらほらと体調を崩してお休みする生徒さんが出てきました。

これからインフルエンザも流行ってきます。手洗いうがい、しっかりして体調管理しましょう!

 

さて。最近似たような話をたて続けに聞いたので今日はこんな話を。

ピアノの練習を毎日続けるためのご家族の関わり方

お子さんに毎日ピアノの練習をさせるのが大変。

お子さんがピアノの練習をしているとき、つい口出しをしてしまう。すると、とたんに練習しなくなってしまう。

 

練習、これは永遠のテーマと言えるかもしれませんね。

練習はできないことをできるようになるためにするものですから、本人にとっては多少なりとも苦しい行為です。

しかし、それを乗り越えたときに、「できた!」という喜びが得られるのであり、コツコツと頑張ったからこその達成感を感じることができます。

そして、必ず演奏技術のレベルアップに繋がります。

 

ピアノのレッスンに通っている以上、毎日の練習は必要です。

毎日練習することで、指が思うように動くようになってきます。

1日練習しないと、その前までにできていたことが「なんだっけ」となってしまうことも。それまでたくさん練習時間を費やしてきたとしても、それを取り戻すための練習時間が必要になってしまい、時間がもったいないです。

当教室では、なるべく毎日ピアノに触ってね、ピアノにごあいさつしてね、とお話しています。

毎日進んで自分からピアノに向かい、練習する。これが理想ですが、なかなかそうはいきませんよね。

じゃあ、どうすればいいのか?

毎日「練習しなさい!」と言う。・・・これは、あまりよくありません。

練習しなきゃいけないのは、本人だって分かっているんです。分かっていることを人から指摘されたら、うるさいなぁ、となってしまいますよね。

必要なのは、進んで練習する環境づくり。

入会時にアドバイスしていますが、毎日決まった時間にピアノの前に座ること。

その際のご家族の声かけとしては、

「あ、練習の時間だね。○○ちゃんのピアノ聴きたいな」

「この間のレッスンで何を弾いたの?」

「こんな曲も弾けるようになったんだね!」

全然上手に弾けていないとき、つい言ってしまいそうになるダメだしはぐっとこらえて!

「この間より弾けるようになったね」

「もう少しで止まらずにできそうだね、頑張っているね」

このような声かけの他に、今練習している曲をyoutubeなどで検索して聴かせてあげる、

練習を頑張っているときはテレビを消してあげる、などなど協力できることはありますよ。

あとは、ほんの5分でもいいからそばに座って練習を見守る、というのも効果的です。

こどもは、「みてもらえる」ということが大好きですからね!

この時大事なのは「否定的な声かけをしない」ことです。ただ黙って見守るもヨシ。

何か違うな、と思っても、「そこ違うよ」と言わない方がお子さんのやる気は削がれません。

もし間違っていたらレッスンで必ず直しますので、心配いらないですよ。

間違って練習していたらもったいない!とお考えでしたら、どうぞ私に練習動画を送ってください。

すぐにアドバイスすることもできます。こんなに頑張っているよ!と送ってくれるのも、もちろん歓迎です

 

そんな風につづけているうちに、いつの間にか練習することが当たり前になり、いつしか本人の意思だけで継続できるように!

必ずそうなる日が来るはずです!それまでは、どうぞご家族の協力&見守りを、お願い致します。

レッスンのこと

2019.11.2

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