初めてピアノを習うお子さんがピアノを好きになるために…
当教室では、まずリズムや拍の数え方(感じ方)、音符の読み方などなど音楽の基本となることを教えます。
お勉強みたいに、ただただテキストを進めるのはつまらないので、おはじきを並べたりオセロにしてみたりカードを使ったり体を動かしたりすごろくしたり…これは工夫しているところでもあり、いかに楽しく学べるか!をモットーに日々研究しています。
音楽の根底にあるのは歌なので、とにかく一緒に声に出して歌おう~ラララ~。
やってみなければ始まらないので、とにかくやってみよう!チャレンジチャレンジ!
ある程度楽譜が読めるようになってきたら、曲をおうちで練習しないとすぐには弾けないので「おうちで練習してこようね」となるわけですが、小さなこどもが自分から進んで練習する訳がありません。
何も環境を整えていないのに、一人で勝手に勉強する子…いませんよね?
1週間のうち、レッスン1日、おうち6日。
つまりは上達するかどうかはおうち時間の過ごし方にかかってきます。
もちろん6日間なーんにもしてこないでレッスンに来続けるだけでも、長い年月はかかりますが一応ピアノを弾けるようには、なります。
おそらく、上記の子が一応楽譜通りに音を並べることができるようになった頃、おうち練習を欠かさなかった子は弾きたい曲を自分の思うように弾くための練習&レッスンをしています。
この差は、ただ単に指が回るとか難しい曲を弾けるようになっている、という話ではありません。
ピアノが好きで、この先も音楽を楽しめる度合いがかなり違ってくるんじゃないかなぁ、という話です。なんでも、できることって楽しいものでしょ?
お子さんにピアノを習わせよう、または現在習っている親御さんは、ぜひ、環境を整えて!数年かかるかもしれませんが、「ピアノは家で練習するのが当たり前。それは自分のため」とお子さん自身がわかるまで、協力してあげてくださいね!
具体的協力例
★ ピアノの時間になったら声かけ (練習時間は前もって本人と話して決めておく/毎日できそうな時間帯)
★ お子さんがピアノを練習しているときは気が散ることを避ける (テレビやゲームなど)
★ お子さんがレッスンから帰ってきたら「今日はどんなことをしたの?」と聞いてみる
★ お子さんが練習していたら「お母さん、この曲好きだな~」「〇〇のピアノ、もっと聴きたいな」などファンの立場になって声かけする
★ 音符カードでカルタや神経衰弱など、一緒になって遊びながら学ぶ
★ なかなか弾けなくて頑張っているときは「難しいところがんばっているね」「きのうよりできるようになっているんじゃない?」と認めてあげる
2022.3.21
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