本番2日前のハプニング、それでも頑張ったRちゃん

発表会の裏話をひとつ。

年中のRちゃん、本番では「こいぬのマーチ」「ジングルベル」の2曲を一人で弾く予定でした。

しかし本番2日前の夜にお母様からのお電話。「手を挟んで、右手ひとさし指にひびが入ってしまいました」と!

ひび!それはそれは痛かったでしょう!明後日発表会だけれど、ピアノを弾ける状態ではないですよね・・・残念だけれど・・・とお話していたら、病院の先生は「弾けないことはないけど、うまくは弾けないでしょう」のようにお話された、と。

 

え!?ひび入っているのに、弾けないことはないの!!??

と、ひとまずびっくりしたのですが、病院の先生がなんと言おうと肝心なのは本人の気持ち。

ご家族も、頑張って練習してきたけど、出るのは無理じゃないか・・・と思っていたそうなのですが、Rちゃん本人は「出る!絶対に出たい!」と。翌日レッスンだったので、まずどんな様子か見てから決めることに。

翌日レッスンに来たRちゃんは元気そう。ひとまず安心!でも、やっぱりひびの場所は触れるだけでも痛そうで・・・。

よし!人差し指は鍵盤に触れないようにして、先生がそこの音は代わりに弾くね!

本番は明日だし1回しか練習できないけれど、一緒に頑張ろう!できるかな?

今まで一人で練習してきた曲を、いきなりここは弾かないでここから繋げて!って、かなり高度なことだと思うんです。

指の運びかたが体に染みついているだろうし、Rちゃんはまだ年中さんですし、他の指を動かすときもひびの箇所は痛むかもしれない。でも、Rちゃんは頑張る!やってみる!と!!

すごい!素晴らしい!

そしてたった1回しか合わせられなかったけど、本番はちゃんと最後まで弾ききることができました。

そして終わった後にお母様からLINEで感謝の言葉を頂き、私もとても嬉しかったのでご紹介させてください。

Rちゃん、楽しかったんだね!先生も嬉しいよ!!

次の発表会も楽しみです♪♪

発表会

2021.1.7

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