今日から7月ですね。
こどもたちは、今月末には夏休み!
2児の母である私からしてみれば、朝から晩までこどもたちの相手をしなければならない全然嬉しくないザ・夏休み!
夏休みといえばどっさりと宿題が出されますよね。
宿題=やらなければないらないもの
というイメージの強さから、レッスンでは意図的にこの「宿題」というワードを使わないようにしています。
「じゃあ、この曲とこの曲宿題ね」と言って次回レッスン時に宿題の曲をチェックする、というそんなレッスン、何か違うなー、と思うのです。
そもそもピアノを習っているのは、誰の意思?
少なくともあゆみピアノ教室に通われている生徒さんは、100%自分の意思で来ているはずです。
ピアノが弾きたいから、歌が好きだから、音楽が好きだから、あの曲が弾けるようになりたいから・・・
自分でやりたくてやっていることなんだから、誰かに「やりなさい!」と強制されるのは、違うと思いませんか?
やりたくてやっていることを見張られて、毎日絶対に1時間やりなさい!なーんて言われたら、好きなことも嫌いになってしまいそう。
だから、私はレッスンに来た生徒さんに、まず
「今日は何をするのかな?」「何を弾くのかな?」
(小さい子には教材を並べてみせて)「何からやろうか?」と、問いかけます。
あくまで自分で決めてもらいたいのです。レッスンに自発的に参加してもらうことを目指しています。
小学生以上の生徒さんにはレッスンノートを自分で書いてもらっています。
内容は、日付と、レッスンで先生に聞いてもらいたい曲のタイトルを書く、が基本事項。
他にも練習をどれくらいしたか、わからないことがあった時には書いてきて、などと伝えています。
ノートには、レッスンが終わった後に気がついたことや注意することを自分で書いて持ち帰ってもらいたいのですが、
自分でなかなかうまく書けない子には私が赤ペンで書いてあげることもあります。
また、これはよくできたね!ということを書いてあげたりも。
ノートを見返したときに、「ああ、私(ぼく)はこんなに頑張ったんだな!こんなにできるようになったんだ!」という自信に繋がりますように!
そんなレッスンノートですので、どうぞ親御さんは時々はレッスンノートを見てあげてくださいね。
今こんな曲をやっているんだ、こんなことができるように、わかるようになっているんだ、ということが見てとれると思います。
そして、是非お子さんのことを「がんばっているね!」と認めてあげてほしいと思います。
2019.7.1
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