GWが明けて、レッスンに来る生徒さんたちはみんなにこやかな顔。
お休み、満喫したのかな?
なかなか遠出ができないご時世ですが、
「おともだちと遊んだ!」
「おじいちゃんのおうちに行ったよ」
「バーベキューした!」
などなど、みんな楽しい連休を過ごせたようで良かったね!
そしてそして、ここ数日ポカポカと暖かい日が続きましたね。
中標津にもようやく春が来た!
今日はうちの愛犬とこどもたちと桜を見つけるぞ~♪とお散歩に出かけました。


キレイな桜を見つけました~
しかし毎年のことながら、桜が咲くとお天気が崩れて花が散ってしまうのですよね。
今年もやはり、来週から雨模様…どうか雨が過ぎても桜が見られますように!
先生の日常
2021.5.8
ピアノって、発表の場があってこそ!
誰かに聴いてもらうことで、より表現に磨きがかかり、人に伝える力がUPします。
音楽を聴いて感じる様々なこと。
教室のYoutubeチャンネルは、生徒さん同士の交流の場を目的としています。
この曲、素敵だな。
私も、僕も、この曲弾いたよ!
今度この曲弾いてみたいな~
お友達の頑張っている姿を見て、刺激になるといいですね。
また、ご本人のレッスン記録としても。普段のレッスンで仕上がった曲を動画にUPしています。
今回は動画チャレンジやってみる!と声をあげてくれたHちゃんの演奏です。
コメントや評価は表示しない設定にしてあります。
動画チャレンジしてみたい生徒さんは、お声がけくださいね!
演奏動画
2021.4.26
昨年秋からレッスンに来られている大人の生徒さん。
電子ピアノで練習されていましたが、この度アップライトピアノの購入を決意!
そして先日搬入されたとのことで、写真を送ってくださいました。

素敵なピアノですね!おめでとうございます~!
Kさん、お持ちの楽器が電子ピアノだったんです。それが音の強弱がつかないタイプのものだったようで、レッスンに来る度に音の違いを感じておられました。
「ピアノを買い替えようと思うんですが…」
とご相談頂いて、当初はヤマハやローランドなどの10~20万円台の電子ピアノをお考えでした。
昨年の話ですが、最近の電子ピアノはどのようなタイプがあるのか知りたかったので釧路の島村楽器へ行き実際に試弾してきました。そしてもし買うならこれ、これかなぁ…という候補をお伝えしました。
Kさんは、今後ずっとピアノを続けていく為に納得のいく楽器を購入したいとお考えのようでしたので、そうするとやはり電子ピアノの価格帯もお高めに…
いっそ、それだけの金額を出すのならアップライトピアノが良いのでは?
電子ピアノは電子機器ですから、10年程度で壊れてしまう可能性があります。
もしかしたら、もっと早く不具合が起きるかもしれません。
私がそのお値段を出して買うなら、やっぱりクラシックピアノ!
鍵盤のタッチが全然違いますし、音色がやっぱりイイ!
電子ピアノでいくら本物に近い音色を搭載していても、弦をたたいて鳴らす音の響きや倍音が感じられませんよ!
…と、考えをお伝えしてみたところKさんはアップライトピアノの購入を決意!
信頼のおけるピアノ工房さんに、中古で予算に合ったものを探して頂くことができました。

『一生続けたいと思います』
というお気持ち、うれしいですね!
これからピアノをご用意しようと思っている方へ
転勤があるから、マンションなので重いアップライトは置くことができないから、予算の関係で…
それぞれのご家庭に、それぞれのご都合があると思います。
私は生徒さんに絶対にクラシックピアノで!とはお伝えしていませんが、電子ピアノよりはクラシックピアノの方が断然オススメなのは確かです。
オススメな理由その1 耳が育つ
電子ピアノはクラシックピアノの音色を録音搭載し、それを鍵盤を押すというアクションで電気信号により再生しています。そのため、一つの音を鳴らしたとき、その音しか鳴りません。また、音の強弱や音の減衰の境目が自然でないことが多いように思います。
それに対し、クラシックピアノは鍵盤を押すとピアノの内部でハンマーが動き、弦を叩きます。弦が共鳴し空気を振動させて音が鳴ります。この時、実はよーくよーく耳を澄ませて音を聴くと、空気の振動は他の弦にも微かな影響を与えていることがわかります。
ペダルを踏んで弦を開放し、思い切り一つの音を鳴らした時、さらにそのことがよくわかります。
曲を弾くとき左手で押さえる低い音と、高音のハーモニーが混ざり合って美しい響きになったり、微妙な音の変化を日々耳でキャッチして練習していると、自然と耳が育っていくのです。
実際に電子ピアノで練習している生徒さんと、クラシックピアノ(アップライトピアノ)で練習している生徒さんを見てきて、耳の感覚が全然違うことに驚きます。
オススメな理由その2 タッチの違いを感じられる
鍵盤を押して音を出すとき、特にご自宅の電子ピアノの鍵盤が軽い場合、乱暴なタッチになりがちです。力任せに鍵盤を叩くように弾くくせがついてしまうことがよくあります。
またはその逆で、弱い力で押せば音が鳴るご自宅のピアノの感覚でレッスンに来ると、教室のグランドピアノの鍵盤がとても重く感じるようです。音がしっかり鳴らなかったり、指がぐにゃっと曲がってしまったりします。これはとても良くないことだと感じます。
レッスン中に「気を付けて」と言って少し良くなっても、また1週間自宅のピアノを触っているうちに元通り…というパターンが多いです。もったいないなぁ…と思います。
オススメな理由その3 ピアノは一生ものである
電子ピアノは電子機器なのでいずれ故障してしまいます。
しかし、クラシックピアノは調律こそ必要ですが、一生ものです。
お子さんがピアノを習っていたけれどもう独立して、家で眠っているピアノ。私もピアノを始めてみよう!とレッスンにいらっしゃっているシニアの方もいます。
ご自身がこどもの頃ピアノを習っていて、大人になってもう一度再開しようか、と思った時にご実家から運んできて、またピアノを奏でることができる。
さらに、今度はお子さんと一緒に演奏できる喜び。
ピアノがあるって、良いものですよ。
オススメな理由その4
極めつけはコレ。クラシックピアノで練習していると上手になるのが早い!!
耳が育つ。鍵盤コントロール力も育つ。そうすると、やっぱり、上手になるんです!
もちろん電子ピアノで頑張っている子だって上手になります。でも、比べてみると差は歴然。
上手になると何が良いって、本人が「弾ける!できる!」と楽しくなること。
できることって、ますますやりたくなりますよね?
以上、クラシックピアノをオススメする理由でした。
とはいえ、ご自宅環境を考えた時にやっぱり無理だな…という場合。
電子ピアノでも、これだけは必要!
● ダンパーペダル(踏むと音が伸びる右側のペダル)
● 鍵盤を押す力で音の強弱が変わるもの
最低限、これだけは譲れない機能です。これを備えているものは、このあたりで実物を見られる商品では最低でも10万円はするのかな…という印象です。ネットでは安く買えるものもありそうですね。(実際に触ったことがないので何とも言えませんが)
中標津近郊で買われる場合は電機屋さんでなく楽器屋さんで見てくださいね、とお話させて頂いております。
卓上キーボードや、脚がついていても鍵盤がスッカスカの軽いものはできれば避けてくださいね~!
クラシックピアノがオススメな理由
2021.4.25
姉妹でレッスンに来てくれているK&Kちゃん。
始めの頃は音符あそび、少しずつ音符が読めるようになってきたので、姉妹それぞれに別のテキストを渡して、楽譜を読んで弾く、という段階に入ってきました。
毎日1回は楽譜を開いて、ピアノにさわってね。
練習したら楽譜の絵の部分にシールを貼ってきてね~。
次のレッスンまでにシールがたくさん!だと、きっと上手になっているよ~
と、お話して。次のレッスンで・・・

わぁ!お花になってる~!かわいいね!
「ママがやってくれたの」
『すごい可愛いね~素敵~。お花ひとつで10回練習くらい?…ということは、30回くらい弾いてみたのね!すごいね!!』
ドレドの曲はもうバッチリ!!でした
練習が楽しくなる仕組みを考えてくださったお母さま、素晴らしい!!
これからもどんどんお花増やしてきてくれると、どんどんピアノが弾けるようになって、ピアノが大好きになるよ~!!
レッスンのこと
2021.4.23
昨日のレッスン、今日から一人で!のHくん。
お母さまもレッスンを受けているので一緒に来ることが多かったHくんですが、今日からは一人!
1.レッスンノートに出席スタンプを押して
2.おうちでやってきたワークを出して
3.今日は何からやるか決める!
Hくんはワークの調の問題があったのでそこを一緒に見て、調の話→移調チャレンジやる!と繋がっていきました。
最初から最後までやる気に溢れたレッスン、楽しいね!
一人でのレッスン
ピアノのレッスンは1対1です。当教室では付き添い有・無はおまかせしています。
一人で大丈夫かな~?と不安に思う保護者の方も多いと思いますが、案外大丈夫なんですよ!
心配に思うポイントとしては・・・
● 先生の話を聞いて取り組むことができるか
● 気を付けるポイントや宿題などを覚えることができるか
大きくはこの2つかな~、と思うのですが、どうでしょう?
『先生の話を聞いて取り組むことができる』
これは、個人差もありますが大体の子はできます!時にはこちらが思うように動いてくれない場合もありますが、ざっくりとここまでにこんな事ができるようになるといいな、という指針があるのでその子が今興味があることに上手に結び付けていきます!子どもたちは大体、遊んでいるつもりで色んなことを吸収していっているのです。ふっふふふ。
ただ、教室内のものを勝手に出してきて触ったりするのはダメですよ。先生に聞いてからにしましょう。(ボンゴとかカスタネットとか、楽器はOK!)
『気をつけるポイントや宿題などを覚えられるか』
これは、低学年までは覚えられない、と思っていた方がいいかもしれません💦
でも、次のレッスンに来た時に「前にここ気をつけようってお話したよね」なんて言うと、「ああ!そうだった!」とすぐに思い出せますね。
特に幼児さんのレッスンでは、レッスンノートにレッスンでやった内容を書いたり、楽譜にやるべきことをメモしたりしています。これによって、後から見て「こんなことやったんだった」「せんせい、ドレミでうたってって言ってたな」とか、思い出して練習してもらえたらな、と思っています。
ただ、習い始め1年くらいは付き添いありの方が望ましいです。
親御さんも、レッスンで子どもがどういう事に取り組んでいるのかを知っていて頂いた方が良いと思うからです。
何が大事なのか。どういうことに気をつけていたらいいのか。
毎回のレッスンで、どんなことができたのか。
特に『どんなことができたのか』に注目して、たくさん、たーくさんお子さんを褒めてあげてほしいな、と思っています。
『ぼく、わたし、できた!できるんだ!!』
この気持ちがとても大切だと思うのです。
できるから、楽しい。この気持ちを持続させてピアノを長く続けて欲しいです。
ピアノは長く続けてこそ、継続した努力ができた、という経験を積み重ねることができるからです。
毎日練習なんて面倒だけど、ちょっとずつでも続けてきたからこそ、今の自分がある。
わたしは、続けることができるんだ!=どんなことでも、続けて頑張ることができる、そして続けて頑張るとできるようになる、ということを知ることができる訳です。
レッスンのこと
2021.4.22